良いもの、本物は売れる。2006/03/04 01:30

 良いものは売れるという話でワインのねたをひとつ。  先月22日、地元ワイナリーで収穫祭が開催されました。  その際、某課の旅行積立が精算されたので、それを軍資金にシラク大統領も飲んだというワイン(ビンテージは別)でも購入を…と出かけて行ったのですが…全て売り切れ。  今年の正月には、豊富に在庫があった2000年、2001、2002年、それに今年の7月に発売になった2003年モノまでも、売れてしまって全く在庫が無いそうです。

その理由は ・2000年モノがシラク大統領歓迎晩餐会で使われ知名度UPで完売 ・2002年モノがJALのファーストクラスで採用され、評判を呼び完売 ・2003年モノもJALが買い占めて、市場には在庫僅少

 だそうで、ブランドの知名度が一気に高まり、その他のビンテージも売れてしまったそうです。  これまで、ちょっとしたお祝いの際には開けていた酒が、今年に入ってから「貴重品」になってしまうというのも、嬉しいような、悲しいような。

 そして昨日、そのワイナリーの本社工場で行われたオークションに行ってきました。私の興味は、1963年の甲州、1985年のカベルネ・ソーヴィニヨン(今は閉鎖されて存在しない万寿園という農園のブドウ)などでしたが、メインは「信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン」の全ビンテージ6本(1997,98,2000,01,02,03)定価\30,000-でしたが、が、が、が!!!何と落札価格は90,000円でした。  私も落札は無理は承知で50,000円まで応札しましたが、、、届きませんでした。

 珍しいワインとはいえ、手間暇かけて探せば入手可能ではありますが、かなり苦労するでしょう。そういう点でお買い得だとは思いました。

 こんなことなら、市場にあるうちに、もうちょっと気前よく買っておけばよかった。(^^;というのは、余談としても、良いものをきちんと評価してくれる流れに乗れば、きっと売れる…ということです。

それにつけても、「情報は発信しないと役立たず」ですね。

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