eXWPとSymantec AntiVirus Corporate Edition(10.1.x)2008/05/07 00:10

きっと、このソフトを使っている人は、それなりの規模のシステム管理を担当している人だと思いますが、けっこう苦労している人もいるんじゃないかということで、私ともう一人の担当(だった)T氏の経験談を。

○eXWP 3.2以前のバージョンとSymantec AntiVirus Corporate Edition(10.1.x)が相性悪い件


 この組み合わせで、WindowsXP SP2(素のXPやSP1の場合は未確認)にインストールすると、ある日突然Windowsが起動しなくなります。
 eXWPとXPに備わっているシステム復元機能がぶつかりあって、XP起動中に、瞬間停電をくらったような状態になり、XPを起動させ続けようとします。

1 メーカーのロゴを表示
2 XP起動開始
3 XPのロゴを表示
4 ブラックアウト
5 ファンがMAX回転
6 メーカーのロゴを表示
7 SafeMode(セーフモード)の選択画面
8 30秒後かな?に普通に起動
9 メーカーのロゴ…(1に戻る)

を、延々と繰り返します。
とりあえず、解決方法は次の通りにすると、直ります。

1 電源ON
2 F8キーを連打し、セーフモードに入ります。
3 マイコンピュータのプロパティを開いて
4 システムの復元タブをクリック
5 「システムの復元を無効にする」にチェックしてOKをクリック
6 再起動

これで、復旧するはず…です。
我々は、平成19年の3月以降、50台近いパソコンでこの現象が発生し、その都度、OSのリカバリーからアプリケーションの再インストール、そして社内LANの設定までを繰り返してきました。
こんなに簡単に直るのであれば、あんな苦労はせずにすんだのにぃ〜。

ちなみに、我々が簡単な対処方法をF社のTさんが発見すると同時に、eXWP3.2がリリースされ、トラブルは嘘のように起きなくなりました。

まだの方は、早めのバージョンアップがお勧めです。

Symantec Endpoint Protection 11.0の使用感2008/05/07 00:38

我が社には二つのネットワークがあり、諸般の事情により片方(これからはR系としよう。)はトレンドマイクロ社のウイルスバスターのコーポレートエディションが、もう一方(こちらはJ系としよう。)はSymantec社のアンチウイルスが入っている。

で、このたびJ系のシマンテックのバージョンアップ版「Symantec Endpoint Protection 11.0」(シマンテック エンドポイント プロテクション)が届いたので、一部の「人柱系」担当者のPCにSymantec Endpoint Protection 11.0をインストールさせてもらったのだが、以下、皆さんからの評判をそのままに書くと…

LaptopPC
Win2K(SP4)/MobilePen4 1.8GHz/256MBに入れた場合
・起動にかかる時間が3分から5分以上もかかるようになった
・MS-OfficeXPも起動も目に見えて遅い。
・JRE1.6.x(だったかな?忘れた)を使ったwebベースの社内システムの起動が、ちょくちょく失敗する

液晶一体型
WinXP/Pen4 3.2GHz/256MBに入れた場合
・起動が遅い(1分が2分に)
・全体的にモッサリ。

省スペースデスクトップ
WinXP(SP2)/Core2Duo 1.8GHz/4MBcache /512MBに入れた場合
・普段使いに遅いとは感じないがXPのログイン画面が出るのが30秒→45秒ぐらいになった気がする。
・遅くはないがサクサク感は損なわれた

という状況。
シマンテックと言えば、大昔からノートン先生の世話になったマックユーザーなので、安心感は確かにノートンだと思いますね。しかし、このご時世においそれと旧型機を買い替えられない状況を鑑みると、、、、微妙です。

他にも、ネットで情報を調べてみたけれど、Endpoint Protectionは最低でも512MB以上のメモリがないと動作がきついというサイトからの情報もあり、今さら5年前のマシンにメモリ増設をして強化するものバカバカしい感じ。

というわけで、サポートが続く間は、旧バージョンのままいく予定…と思っていたのだが、某所よりウイルスバスターは調子が良いとの話が舞い込んだ。そういえばR系のネットワークはあまり遅くて使い物にならないという話を聞かない…未だにPen3/800MHzzとかいうマシンが現役だったりするし。

で、30日間体験版のウイルスバスターのコーポレートエディションを前出のLaptopPCにインストール。
人柱を担当してもらったN氏は「あと載せサクサクじゃぁ」っと、その軽さに感動している。実際に、リモートデスクトップでのアクセスも軽い。

むむむ…価格次第ではウイルスバスターへの移行も検討しなくてはならないかも。


#私はトレンドマイクロ社とは、何の関係もありません。自宅ではマックをウイルス対策ソフト無しで使っています。

Windows XP HomeEdition SP2 に SP3をインストール2008/05/10 08:32

WinXP+SP3+IE6のマイコンピュータのプロパティ
WindowwsXP HomeEdition(SP2)にInternetExplorer7をインストールしたところ、常用しているSleipnir(Ver.2.7.1)や、OutlookExpress6のHTMLメールのPreviewで頻繁に『反応なし』が出るようになってしまった。

それらは、タスクマネージャーからの強制終了もできないという最悪の状況で再起動もできない。

IE7はしばらく使えない…と考えた私は、すぐにアンインストールして、IE6に戻したのですが…それらのトラブルはまったく解消せず…。

一日に2~3回ぐらい、電源ボタン長押しによる強制電源断を行うという、体に悪い、そして不便な毎日を過ごしていたところ、一旦下げられていたXP_SP3が再び提供されたとの情報を得た。
そして、ネットを徘徊していたら

「IE7の状態でXP_SP3にすると、IE7のアンインストールはできなくなる」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/07/news049.html


『「XP_SP2+IE7」の環境にXP_SP3を入れるとIE7のアンインストールができない。XP_SP3のIE6は、XP_SP3用に改良されているためである。IE7をアンインストールできる状態にしたいのならばXP_SP3導入前にIE7はアンインストールしておけ』

という情報を発見。ということは、XP_SP3を入れるとIE6が新版に上書きされて、不具合解消かも!!と、早速XP_SP3を入れてみて、このエントリーを書いています。

結果?

快適です。不具合(強制終了できないトラブル)は完全に解消しました。
それに、さくさくと軽くなった気が(プラシーボ効果かも…)

ちなみに、インストール1回目は失敗しました。
SP2に戻すためのバックアップに行く前に、インストーラーが進まない状態になってしまい、2時間放置しても変化が無いため、一旦インストールをキャンセル(これはすぐにできました)し、再起動。
そして、二度目のWindowsUpdateを行ったところ、1時間半ぐらいかかったのかな?無事終了して、現在に至っております。

/.-Jなどでは、ほらブルースクリーンだの、クリーンインストールしただの、色々書かれていますので、絶対安全とはいえないのでしょうから、本当に失ったら困るデータは、事前にバックアップすることを忘れずに。

私は、大事なデータはiMacに入っていて、このThinkPadはベッドサイドでのブログ更新&情報収集用マシン。OSごと逝っても困るわけじゃない(面倒なだけ…ともいう)ので、思いっきりいけました。

まぁ、本当にひどいものなら、RCの時点でネット上大騒ぎでしょうし、今回は案外評判がよかったので、サクサクっとやってしまいました。