毎週火曜の朝の習慣2005/05/10 20:17

毎週火曜日に必ずチェックするのがサイトがあります。

佐賀県の古川康知事の個人のWebです。

古川さんを知ったきっかけは、彼が長野県庁在職中に「村山建大」というペンネームで執筆・指導した「現代信州の基礎知識 HAMIDAS」でした。

この本の切り口が非常に良かった。今風に一言でいえば「信州のトリビア本」ですが、当時としては非常に面白い切り口の本でした。 仕事(もしかすると休日だったかも)から帰宅し、点けたTVで偶然「HAMIDASの特番」がやっており、ビビビッと来た私は、すぐに本屋で予約をして購入。そして、その本を一冊読み終わった瞬間から、村山建大こと古川さんのファンになったのです。

何を隠そう、私が1996年にAsahi-netに加入し、WebSiteを立ち上げた理由は「私の街のOnline HAMIDAS」を作りたいと考えたから。 今となっては「お堅い?サイト」に成り下がっていますが、当時はそういう使命感に駆られており、HAMIDASショックは、その後の私に大きな影響を与えました。 その後、「信州自治」という長野県の公務員向け雑誌に「二月一巻」というコラムを発見。その文体と切り口から瞬時に筆者の「無碌子」氏が古川さんだと確信してから定期購読。 知事選直前まで続けられた連載は、まさに「続・HAMIDAS」でした。

そして、佐賀県知事に当選してからはご自身のサイトで毎週火曜日に[週間yasushi]というコラムを欠かさず執筆。 内容は、仕事(職務)に関する事や、趣味の事だったりするけれども、そこで発生してくる「?」について、曖昧なままにせず、浮かんだ疑問は納得するまでトコトン追求して解明しています。また、話の落としどころまもばっちり決まっていて、読後のすっきり感は知事となって多忙な現在でも決して失われていません。

そんな、古川知事の文章には、ネタがいっぱい隠れています。(と、私は思っています。) 幸いにも、ほぼ全ての文章をwebで読むことが出来ますので、しばらくの間、古川さんの文章から、私の住む街の元気を取り戻すためのアイデアを考えてみたいと思います。

と、ここまで書いて、Webを立ち上げた当時の気持ちを思い出してきました。 そろそろ、私のサイトの「改編」しなくては。